東京で新築建てるなら 東京ゼロエミ住宅で助成金をもらおう!

s-diary.hatenablog.com

 

以前の記事で、私がマイホームを建てる際に東京ゼロ住宅で助成金をもらう話を少ししました。

今回は東京ゼロエミに関して具体的な内容をお伝えしたいと思います!

※重複する内容もございます

 

 

 

 

東京ゼロエミと併用可能な補助事業

東京ゼロエミと併用可能な補助事業は下記のとおりです。

  • 「子育てエコホーム支援事業」 New!
  • 「地域型住宅グリーン化事業」
  • 「こどもエコすまい支援事業」
  • 子育て支援共同住宅推進事業」
  • 「東京ゼロエミポイント」(冷蔵庫の買替のみ)
  • 「東京こどもすくすく住宅供給促進事業」

 

併用が不可な補助事業は下記のとおりです。

  • 「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)化支援事業」
  • 「次世代ZEH+実証事業」
  • 「集合住宅のCO2化促進事業(ZEH-M)」
  • 「LCCM住宅整備推進事業」
  • 「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費 補助金(給湯省エネ事業)」
  • 「東京ゼロエミポイント」(エアコン、給湯器及びLEDの買替)

 

併用可能な補助事業がいくつかあるので該当する場合はもれなく申請手続きを進めましょう!

補助金も全部得られればかなりお得です!!

東京ゼロエミ住宅の補助金助成金だけでなく、国が実施してる補助金助成金事業もあるので併用可能なものは併用してできるだけ助成金補助金を利用しながら新築を建てられればコストも抑えながら性能の高い住宅を手に入れられます!

※ 2024/5/24時点

 

東京ゼロエミ住宅とは

東京都で実施してる住宅補助事業の一つです。

下記、公式からの引用となります。

「東京ゼロエミ※住宅」とは、高い断熱性能の断熱材や窓を用いたり、省エネ性能の高い照明やエアコンなどを取り入れた、人にも地球環境にもやさしい都独自の住宅です。

東京ゼロエミ住宅での暮らしは、省エネに加えて、高断熱化によって快適な室温が維持され、部屋間の温度差も小さくなり、ヒートショックの抑制にもつながります。

※「ゼロエミ」とは「ゼロエミッション(ZERO EMISSION)」の略

 

簡単に言えば高断熱・高気密な省エネ住宅を対象に東京都から助成金を出しますよ。

という内容ですね。

 

東京ゼロエミ住宅の対象物件とは

東京ゼロエミ住宅の助成金を受け取るにはその対象住宅・物件であることが必要になります。

どういったところが東京ゼロ住宅において大切なのか概要図が公式にあったので添付しておきます。

「東京ゼロエミ住宅」でポイントとなる、断熱と設備についてまとめた概念図です。

 

東京ゼロエミ住宅でポイントになる部分をまとめてます。

省エネにつながる設備や建材が必要になりそうですね。

我が家はこれがボトルネックで一時期60万のエアコンを入れないといけなくなりそうでしたが回避しましたw

その辺りの記事はこちらをご覧ください。

s-diary.hatenablog.com

 

東京ゼロエミ住宅の水準ってなに?

東京ゼロエミの助成金は水準によって助成金の金額が異なります。

水準は1〜3がありますがその内容が下記の内容です。

 

水準1

分かりやすい仕様規定の基準を継続※1

 

水準2

ZEH※2相当の断熱性能と、国が定める基準より35%削減※3する高い省エネ性能の基準を設定

 

水準3

北海道相当の断熱性能と、国が定める基準より40%削減※3する高い省エネ性能の基準を設定

 

※1 仕様規定の基準は木造住宅に限り使用することが可能です。
※2 ネット・ゼロ・エネルギーハウスの略、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エ ネルギーを実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」を指します。
※3 コンセントを利用した設備(冷蔵庫、テレビ等)のエネルギー消費量は含まれません

 

性能値

外皮平均熱貫流率はいわゆるUA値と言われるものです。

UA値は数値が低ければ低いほど熱が逃げにくいので、数値が低ければ高断熱の部類に含まれ、断熱性能が高いと言えます。

 

UA値に付随して、今は

HEAT20

という基準も割とベースになってきてたりします。

 

HEAT20ってなに?

HEAT20(一般社団法人 20年住宅先導研究会)は、長期間にわたって快適で省エネルギーな住宅を普及させることを目的とした団体です。HEAT20は、住宅の断熱性能や気密性能を高めるための技術的な指針を提供しています。

UA値(外皮平均熱貫流率)は、住宅の断熱性能を示す指標で、値が低いほど断熱性能が高くなります。UA値は、住宅全体の外壁、屋根、窓などからの熱の出入りを示しており、具体的には住宅の外皮(建物の外壁、屋根、床、窓など)からの熱の逃げにくさを表します。

 

HEAT20の基準では、UA値は以下のように分類されています:

  • G1基準:比較的標準的な断熱性能
  • G2基準:高性能な断熱性能
  • G3基準:最も高い断熱性能


関東エリアでは、HEAT20の基準に基づいて、UA値は0.46 W/m²K以下を目指すと良いとされています。

これはG2基準に相当し、快適な居住環境を維持しつつ、エネルギー消費を抑えることができます。

G3基準に挑戦する場合は、さらに高性能な0.26 W/m²K以下を目指すと良いでしょう。

このように、関東エリアではG2基準のUA値0.46 W/m²K以下を目指すことで、省エネルギーで快適な住まいを実現できます。

 

 

関東圏は地域区分では地域6に該当するので東京ゼロエミ住宅の水準3であればHEAT20だとG2(グレード2)に該当しますね。

 

G2では大体どれぐらいの性能なのかというと一応基準としては一定の室温を下回らないという基準があります。

 

G2では関東圏ですと、冬の期間家全体の室温はおおむね13℃を下回らないという基準値です。

15℃未満となる割合は家全体の15%程度。となっています。

なので10℃の部屋があったとしても、他の部屋が13℃以上あればG2相当と言える。という感じです。

この値は上記のUA値やここではでてきてないですがC値などとの関わりで室温が変わるかなともいます。

 

東京ゼロエミ住宅の助成金っていくらもらえるの?

上記で説明したとおり、東京ゼロエミには水準があり、水準1〜3に合わせて、戸建てか集合住宅かでも金額変わります。

可能であれば水準3をクリアする住宅を目指したいですね!

我が家は水準3で助成金をいただきました!💰

申請はハウスメーカーに依頼したのでこちらで何か手続きはほぼなかったです。

 

東京ゼロエミ住宅の助成金っていつももらえるの?

我が家では設計士さんが引き渡し前から申請準備をしてくださり、2023年4月に引き渡しが完了しました。

このタイミングで設計士さんから申請完了は伺っていました。

それから、4ヶ月後の2023年8月に210万円振込されてるのを確認しました。

なので、我が家では引き渡し完了から4ヶ月で受け取りができました。

この辺りは申請時期や申請状況によっても変わるかもしれないですが、大体受取までは申請から半年程度見ておけば受け取りができるのかなと思います。

 

東京ゼロエミ住宅の助成金が2024年(令和6年)10月から変わる?

東京ゼロエミ住宅の水準や助成金が2024年(令和6年)10月1日から変わるようです。

水準に関しては現行の1〜3がC〜Aに変更。

また、それに伴い助成金も変わるようです。

 

基準の変更

水準1,2は新基準では水準Cとなり、水準3は新基準では水準Bになります。

水準Aは現行にないもので新設となります。

UA値が0.35以下なので、HEAT20のG3までには届いてないですが、仙台あたりの地域区分の0.34に近しいので関東圏であれば少し性能upという感じですね。

 

助成金の変更

水準変更に伴い助成金も変わります。

水準3だったものは水準Bになりますが、助成金は現行から減額となります。

210万が160万なのでマイナス50万ですね。

ただ、水準Aであれば240万になるので現行の最高210万よりプラス30万になりますね。

この辺りは施工時期にも関わるので次の図を確認してください。

 

新基準の適用時期

 

図の通りですが、2024年(令和6年)10月1日新基準での内容が適用されます。

そのため、2024年(令和6年)9月30日までに設計確認申請を実施した場合は現行の水準・助成金が適用されます。

2024年(令和6年)10月1日以降に設計確認申請を実施した場合は、新基準での水準・助成金が適用されます。

 

住宅性能の水準が現行水準3であれば2024年(令和6年)9月30日までに申請した方がお得ですね!!

住宅性能の水準が新水準Aであれば2024年(令和6年)10月1日以降に申請した方がお得ですね!!

この辺りは、建てられる家の性能によって変わるので現行水準3であれば少し急いで建築を進めていければいいのかなと思います。

 

 

www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp

 

 

 

まとめ

今回は我が家が利用した東京ゼロエミ住宅についてお話ししました。

これから東京で新築を建てる方はぜひ、活用してもらえればと思います。

また、2024年(令和6年)10月1日からは水準や助成金変更もあるので、そのあたり確認しつつこれから建てられる家に合わせて申請手続きを進めてもらえるといいのかなと思います!

 

みなさんが最高のマイホームを手に入れられますよーに🖐️