マイホーム打ち合わせ 〜間取り・建物性能編〜

s-diary.hatenablog.com

 

前回の記事で嫁が見つけてくれた土地についてと土地購入ができた話をしました。

今回は、土地購入後の建てる家の打ち合わせについてお話ししたいと思います。

 

 

 

 

注文住宅の打ち合わせとは?

建売の場合は、既に家が建っているその土地と建物を購入しますが、

私は建売物件ではなく、土地を購入してその土地に家を建てるため、

私はいわゆる注文住宅の形式になります。

 

注文住宅の場合は、建築士コーディーネーターさんと打ち合わせをしていろいろと決めることがあります。

建売の場合はその辺りの打ち合わせはないので、家に対しての希望等がない場合は建売の方が煩わしさ等がなくて合ってるかもしれないですね。

 

注文住宅の打ち合わせは、結婚式を挙げた方ならイメージがつきやすいかもしれないですが、大体週末等にスタジオに行き打ち合わせをします。

人にもよりますが、大体打ち合わせの回数は4〜8回程度になると思います。

内容がサクッと決まれば打ち合わせ回数も少なくすみますが、

いろいろと熟考される方だと回数も多くなると思われます。

 

私の場合は、結果的に打ち合わせ回数は7.8回だったと思います。

その間も電話やメールのやり取りは頻繁にしていました。

 

 

注文住宅の打ち合わせの流れ

打ち合わせの大きな流れとしては

  1. 間取り打ち合わせ
  2. 建物性能打ち合わせ
  3. 部材・クロス・オプション打ち合わせ

という感じで打ち合わせを進めていきます。

 

間取りの打ち合わせ

まず、最初に間取り打ち合わせですが、ここは打ち合わせを結構しました。

1回の打ち合わせで大体4-6時間ほど打ち合わせをしますが、長い時はほぼ1日打ち合わせをしてました。

打ち合わせ内容はそのままですが、主に間取りの設計になりますが。

私たちもいろいろと要望がありなかなか決まらなかったですが、

こちらの意見を取り入れなが、建築士の方が間取りを考えてくれました。

ただ、当たり前ですが、全ての意見を取り入れるのは難しく、それでも「こういう形であれば」とか「ここはこういう導線の方が良さそうです」など、専門家としての視点でのアドバイスもいただきながら間取りの設計を進めていきました。

 

間取りを考える際に打ち合わせのタイミングだけでは、うまく纏まらなかったので、私は家のパソコンで間取りをいろいろと考えました。

その際に利用したツールをご紹介します。

すごい本格的なもので作成できなくてもある程度できればいいなという感じだったので間取り先性に利用したサイトはこちらです。

myhome-cloud.net

 

間取り作成が初めての方でも直感的に作成ができるのでとても使いやすかったなと思います。

ここでいくつか間取りパターンを作成して、打ち合わせ時に持って行って話をすると打ち合わせも割といい感じに進みました。

これがなかったらもっと時間がかかっていたかもなーと思います。

 

建物性能の打ち合わせ

間取りの打ち合わせとほぼ同じタイミングで、建物性能につても打ち合わせをしました。

この辺りは基本要望がなければHM側は標準の内容で進めると思うので、建物性能が気になる方はHM側に質問するなどして、やりたいことなどをお伝えするのをお勧めします。

 

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以前の記事でも少しお話ししましたが、基本的には下記を希望していました。

  • 断熱性能の向上
    • C値0.5以下
    • UA0.46以下
  • 耐震等級 3
  • 住宅ローン控除も考えて 長期優良住宅
  • 省エネ義務化に備えて / ソーラーパネル・蓄電池

 

〜東京ゼロエミ〜

その際に、いろいろと調べていると、省エネ住宅を建築すると国や都道府県から助成金があったりします。

私が今回見つけて該当したのは「東京ゼロエミ住宅」です。

これは、東京都が実施しているもので、省エネ住宅を建築してくれたらそのグレードに合わせて助成金を支払いますよ。というものです。

www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp

 

グレードは水準1〜3に分かれていて、それぞれによって助成金も変わります。

また、水準を満たすには色々と条件ががあるのでその辺りも精査してどの水準に合わせるかなども検討が必要です。

私の場合は建築士の方と話して、かかるコストと助成金を比較して、一番得になるものがどのラインかを調べてもらいました。

結果的には、水準3の一番性能が高いものにすることで、助成金ももらえてプラスになり、且つ建物性能がグッと上がるので、そちらで対応を進めることにしました。

 

ちなみに東京ゼロエミの水準ごとの助成金は下記のとおりです。

www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp

 

戸建やマンションで助成金が異なるのと、太陽光発電や蓄電池の設備導入がある場合は別途そちらに関しても助成金が支払われるので、この辺り検討されてる方は是非活用してもらえればと思います。

 

私は戸建で水準3なので助成金210万円が審査通過後、振り込み予定になります。

※ 東京ゼロエミ振込されました!!こちらはまた後日詳しくお伝えしますー。

 

太陽光や蓄電池は今回、予算の関係や懸念点などもあったので設備導入はしなかったので、こちらの助成金はありません。

とはいえ建物性能を上げて、お金がかかるのはもちろんですが、その分(それ以上に)

助成金がもらえるのはとても嬉しいですね。

 

少し話がそれましたが、建物性能の打ち合わせでは下記の内容で進めてもらうことにしました。

  • 東京ゼロエミ水準3を満たす(ZEH水準)
    • C値0.5以下
    • UA0.46以下
    • 第一種換気
  • 耐震等級2

 

基本的にはこの辺りを最低限要素として進めてもらうことにしました。

東京ゼロエミの水準3を満たすだけでも色々と条件クリアが必要なので、ここをクリアする建物性能であれば割と省エネな住宅になるんじゃないかなと思います。

 

〜こどもエコすまい支援事業〜

東京ゼロエミとは別に元々は「こどもみらい住宅支援事業」の助成金補助金を受け取れる状態で、予約申請などもHM側で実施していたのですが、予約制度がしっかり運用されてなかったためか、予約はしてるけど、建築着工・完了したものから助成金補助金の給付をしたため、予約分が確保されずに予定額に達したため終了してしまいました...

kodomo-mirai.mlit.go.jp

 

 

そのため、こちらの助成金補助金は受け取れないことになったので、諦めていたのですが、その後「こどもエコすまい支援事業」が開始され、我が家はその条件をクリアしていたので申請ができました。

元々の「こどもみらい住宅支援事業」は申請条件は低いため申請はしやすいですが、助成金補助金額は60万でしたが、

「こどもエコすまい支援事業」は申請条件がZEHレベルの住宅である必要がありますが、助成金補助金額は100万円になります。

結果的に40万プラスになったのでとても嬉しいです!

kodomo-ecosumai.mlit.go.jp

 

 

まとめ

いかがでしたでしたでしょうか。

間取りは打ち合わせの中で一番時間を掛けていい箇所、かかる箇所になりますので、

間取り打ち合わせが終われば後は家の中などの打ち合わせを進めていく形になると思います。

また、家を建てる際に国や自治体が実施している助成金補助金制度があるので必ず調べてできる限り活用することをお勧めします。

私は今回のマイホームの建築に当たり

「東京ゼロエミ」「こどもエコすまい支援事業」の助成金補助金に該当したのでHMに相談して助成金補助金が受け取れる条件での建築を進めました。

こちら、の助成金補助金を受け取れると総額310万になるためとても大きいです。

全てをHMが懇切丁寧に教えてくれるわけではないので、この辺りはご自身での調べたりする必要がありますが、面倒と思わずもらえるものはもらう精神でやってもらうと金銭面で少しゆとりが出るかなと思います。

 

次回は電気周り・建具・クロス編をお伝えしたいと思います〜!